こんにちは、東洋通信の牧野です。
2018年もあと少しで終わろうとしています。
個人的には、ずっとバタバタしていた感じがします。
バタバタといえば、家電量販店も年末商戦で忙しい雰囲気がありますが、
パソコンコーナーを歩いていると
Windows7のサポートが2020年に終わるから
買い替えましょう!というアナウンスをよく耳にします。
WindowsXPやVistaのサポートが終わる直前も
このようなアナウンスがありましたが、
ついに7も終わるから変えましょうというアナウンスが流れ始めました。
しかしながら2020年までは、あと1年ちょっとあります。
なので、まだ猶予があるように思えます。
ですが、猶予があるから良いやという考えは
ちょっとした落とし穴かもしれません。
今回はそんな落とし穴について考えてみましょう。
落とし穴その1「消費税が増税される」
次の10月から、消費税が増税されます。
パソコンは食べ物ではないので、きっちり10%になります。
例えば10万円のパソコンを買うとしたら、
今なら税率は8%なので108,000円で変えますが、
増税後は110,000円です。
たった2,000円の差なので別に良いやと思うかもしれませんが、
企業の場合だと、状況によっては5台、10台の入れ替えとなると
話は変わってきます。
ちりも積もればで、数万円の損になる可能性もあります。
落とし穴その2「準備期間なしの急な移行は危険」
例えば、来週からサポートが切れるから、
今日から10にしようと行動を起こそうとしても上手く出来ない可能性があります。
というのも、今まで使っていたソフトの設定や引っ越しは
意外と時間がかかります。
それ以前に7で使えたソフトが10では使えなくなる可能性もあります。
そうなると、業務が止まってしまいかねません。
なので、新システムに移行するための対策を練ってから
買い替える方がベストです。
また、どうしても操作性が変わってしまうので
少し慣れる必要もあります。
なので、しばらくは新パソコンが使えなくても
古いパソコンが使える平行稼働ができる状態にした方が良いので、
土壇場での急な移行は怖い感じがします。
また、一年前からの準備ですと、繁忙期を避けて計画的に導入も可能です。
落とし穴その3「資金繰りに影響が出る可能性がある」
予想外に数十万の出費は痛手になりかねません。
パソコンは決して安い買い物ではないので、
購入の際には稟議に上げる必要が出てくる案件です。
つまりは、そう易々と買い替える事が出来るものでもありません。
そこで、一度に全て入れ替えではなく
今期に半分、来期に半分の台数を導入というのも手です。
また税金対策ではありませんが、今期は良い感じで黒字だったので、
今のうちに設備投資の方に力を入れるというのも一つの手です。
今このタイミングだからこそできる資金繰りというものも
決して無視はできない部分です。
いかがでしょうか。
兎にも角にも早めの行動に越したことはないかなと個人的には感じています。
折角今のパソコンに慣れてきたのに不安だと感じるかもしません。
ですが思い出してください、
今のパソコンにかえる前も同じような不安を抱いていたと思いますが、今は
使えていると思います。
それと同じく、要は慣れです。
1~2ヶ月使っていたら、とても快適に感じると思います。
実際のところ、自分も7から10に変わった直後は
戸惑いましたが、今は10の方が好きです。
なのであまり身構えずに、柔軟に対応していただいて問題ないと思います。
もしお困りのさいは弊社スタッフもご相談に乗りますので
お気軽にお問合せください。