リモートワークでwebカメラが必要になった時の選び方

こんにちは、システムの牧野です。
大分暑くなってきました。そんな中新型コロナ対策でマスクをする事は
暑くて仕方がありません。熱中症が心配です。

さてそんなコロナ対策ですが、リモートワークやリモート会議が
盛んに行われるようになりました。
そんな中、最近いただく質問の中でこんな内容があります。

「動画ミーティングに必要なwebカメラはどんなのが良いの?」
というものです。

確かに今まで使う予定がなかった機材を急に用意するとなると
何を用意していいのか戸惑ってしまうと思います。

なので今回はどんなのが良いのか簡単にご説明したいと思います。
ちなみに今回の内容は、家でリモートワークを行う際の動画であれば十分の性能という視点です。
そのカメラを使って動画配信をしたり、何かクオリティの高い事に利用したりというものではありません。
身内で簡単に顔を見ながら話ができれば良い程度のものの選び方です。

まず、カメラを検討する前に確認していただきたいことがあります。
それは、ミーティングを行うパソコンはノートパソコンでしょうか?

もし、ノートパソコンであるのならば画面の枠の上の方をよく見てください。小さい丸はありませんか?

最近のノートパソコンには殆どといっていいほどカメラとマイクが内蔵されています。
つまりそれがあるのであればwebカメラを別途用意する必要はありません。
内蔵のもので十分です。

一方カメラが付いていない場合や、デスクトップパソコンですと、別途カメラが必要になります。
ではどんなものが良いかです。

個人的に必要なポイントは以下の四つです。
1:画素数
2:fps(フレームレート)
3:マイク内蔵
4:オートフォーカス

まず1の画素数ですが画像の細かさのことです。この数字が大きいほど綺麗な画像を相手に見せることができます。
これはweb会議をするくらいでしたら100万画素以上で十分です。
ですが画質が荒いと印象も良くないので予算と相談しながら、なるべく高めを選ぶ方がいいでしょう。
手元のものを映してわかりやすく伝えたいのでしたら200万画素以上がいいと思います。
最近のはもっと高い画素数ばかりですのであまり気にしなくてもこの数字はクリアできると思います。

さらに注意していただきたいところは、静止画像の画素数と動画の画素数は別に表記されているときもありますので注意してください。
あくまで動画の画素数を調べなくてはだめです。

次に2のfpsです。これは動画の滑らかさを表すものです。
低すぎると映像がカクカクになってしまいますので注意です。30fpsほどあれば問題ないです。

3のマイクの必要性ですが、動画の会議を行うので、マイクがないと自分の声は届けられません。
たまにマイクは別に用意しないといけないモデルもありますので注意です。
とは言ったものの、これもほとんどは一緒についていますので問題ないと思います。一応確認する程度で平気です。

最後に4のオートフォーカスですが、これはあった方が良いです。
この機能ですが、ピントを自動で合わせる機能です。
カメラもピントが合っていないと画像がぼやけて見られたものではありません。
俗にいうピンボケというものです。動画もカメラなので当然そのような現象が起こります。

オートフォーカスがないと、手でレンズを回して調整したり、距離を調整したりと面倒なのですが、
この機能があるとその手間もなく、綺麗に映像を相手に送ることができます。
安いカメラですとこの機能はついていないものもありますので、しっかり調べてください。

あとは音を出すスピーカーが無いパソコンですと、別途スピーカーを用意する必要があります。
たまにカメラにスピーカー内蔵というものもありますが、個人的には別途用意する方が他の用途にも使えますのでお勧めです。

大体このくらいでしょうか?
細かいことはいろいろとありますが、身内での会議の場合はこのくらいで大丈夫です。参考にしてみてください。

    toyotushin

    株式会社東洋通信がITに関する情報を発信するブログです。

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