エクセルで作成した書類の中身を相手に入力してほしい時、
決まった項目から選択して欲しい時があります。
商品名や数値、参加か不参加かなど様々なものが想像できます。
自分としては決まった言葉で限定したいのですが、記入者によって内容がバラバラになる事も珍しくはありません。
例えばセミナーの参加についての回答欄に、本当は「参加」か「不参加」で答えて欲しいのですが、
人によっては「〇」「×」「参加します」「辞退します」などバラバラになりかねません。
そんな時にお勧めしたいエクセルの機能に「データの入力規則」というものがあります。
これは入力できる値を選択肢から選ぶ形にする事が出来ます。
試しにやってみましょう。図のように選択式にしたい部分を範囲で選択し、データを選択します。
次に、データの入力規則を選択します。
すると「データの入力規則」という画面が現れますので「入力値の種類」に「リスト」を選択。「元の値」には選択肢を「,」で区切って入力をします。今回の例ですと「参加,不参加」となります。決定したらOKを選択。
すると、先ほど選択したエリアでマウスをクリックすると右側に▼が現れ、入力を試みると指定した選択肢からの入力ができます。これによって回答項目を限定することが出来ますし、入力する人も選択するだけで済むので、簡単に回答が出来るようになります。
ちょっとした一工夫で使いやすさと管理のしやすさが向上しますので、是非とも試してください。