Twitterで今、何が起きているのか?

最近ニュースを見ていると、Twitterで何か騒ぎが起きているような事を目にします。
先日、急にブランド名を「X」に変更するなど、日々の変化が著しいです。
少し前に従業員の一斉解雇は注目を集めましたが、今は機能面に関していろいろ騒がれております。
その結果、ひょっとしたらビジネスの形が大きく変わる企業も出てくる可能性もあります。

まずTwitterですが、2008年の4月から日本語でのサービスが始まりました。
気軽に使えるツールとして多くの人に広まっております。
機能面も日々進化していき、強いコミュニケーションツールとして進化していきました。

そうなることによりTwitterをビジネスに利用するシーンもかなり増えました。
Twitter自身に広告を掲載する事はもちろん、芸能人やTwitter上で人気があり影響力のある人物「インフルエンサー」による商品アピール、そして何より一般人の口コミによって市場は大きく動いております。

しかしながらここ最近、Twitterの仕様が大きく変わろうとしており、
その結果ユーザー離れに繋がり、ビジネス利用が揺らぎかねないような状態になっております。

ではどんな仕様変更があったかですが、
まずDM(ダイレクトメッセージ)の回数制限というものがあります。
DMというものは、要するにメールを送るようなものです。
人とコミュニケーションをとる場合、その人だけに伝えたい内容が出てくる時があります。
その場合に便利な機能です。

またDM機能の延長で、グループチャットのような複数人でやり取りをする事も出来ます。
サークルのコミュニティによるやり取り等に使いやすいです。

しかしながらそのDMに回数制限が設けられました。
1日20件前後のDMをやり取りすると、機能が使えなくなります。
もしもっと使いたいのでしたら有料版にしないと駄目になります。
多くの人とやり取りをしている場合、20件はあっという間に使い切ってしまいます。

さらに最近Twitterユーザーを怯えさせている制限があります。
それはシャドウバン。公式はその言葉を使ってはおりませんが、世間ではそう呼ばれています。

Twitterの基本的な流れはまず使用者が何かをつぶやきます。
すると、それを見た人は「いいね」を押したりコメントを残したりといった反応をしてコミュニケーションをとるというものです。

ですがシャドウバンをされると、自分がつぶやいた内容が周囲の人には表示されなくなります。
なので誰の反応ももらえずに、それこそ独り言だけで終わってしまうというものです。

シャドウバンされる理由なのですが、大量のいいねやリツイートをしたり、規約違反をしたり、またはセンシティブな内容を投稿する等です。

ではそれらに引っかかる事はやらない普通の使い方をしていれば良いのではないかと思いますが、
それだけでしたら今の様には荒れません。
実は最近、普通に使っているだけでも何故か不正判定を受けてシャドウバンされる人が急増しております。
原因は定かではありませんが、判定するAIがおかしいのでは?という噂もあります。
それゆえにアカウントの引っ越しや、そもそもつぶやかなくなったユーザーもいるようです。

更に深刻な状況として、急にアカウントを凍結されるケースも見受けられます。
身に覚えのない凍結は恐怖です。

このような形で、現在Twitterは一時期のような使い方が出来ずに困っている人が続出しており、
利用を控えたり、他のツールへの移転を考えているという声も上がってきています。

ユーザー数が減ると、それだけ影響力も薄まり今まで成り立っていたビジネス利用の効果も薄れてきてしまう事が想像できます。
何かしらの考えがあってからこその今なのでしょうが、
今後どうなるのかをしっかりと見ていきたいと感じられます。

    toyotushin

    株式会社東洋通信がITに関する情報を発信するブログです。

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