「パソコンは熱に弱い」
そんな感じの事を耳にした経験ありませんか?
ただ、そういわれても実際にどう弱いのかまでは中々分からない方も多いです。
「熱が高くなるとパソコンが壊れる?」と思うかもしれません。
確かにそうです。際限なく熱くなったら壊れます。
パソコンは電気で動かしており、当然熱を発生します。
そして重い処理をすればするほど比例して、発する熱は上昇します。
実際のところ、大量のパソコンを動作させている部屋は、室温が上がります。
では無茶苦茶使っていると壊れる?と思うかもしれません。
ですがそんな壊れる物は世に出せないのも事実。
なので熱対策はされています。
例えば、空気を取り込んでパソコン内部を冷やし、そして温まった空気を吐き出す構造になっています。
これにより、危険な熱の上昇を防いでいるわけです。
パソコンに換気扇を付けて空気を循環させて熱がこもらないようにしている感じですね。
さてそんな空気の取込口ですが、もちろんノートパソコンにも存在します。
ですが場所が問題で、本体の側面背面ならまだしも、底についている場合が多いです。
そうなると、平らな机の上でしたら問題ないのですが、
カーペットや布団といった、上に置いたら埋もれてしまう環境だと大変です。
取込口が塞がってしまい、息が出来ない状態になります。
そうなると、空気が取り込みづらくなり、熱がパソコンの内部に溜まってしまいます。
熱が溜まると、パソコンの処理速度が落ちてしまいます。
これは熱くなりすぎて壊れることを防ぐために、あえてパソコンが処理を遅くするためです。
ノートパソコンの場合、移動させやすいのでついついリラックスできる場所に持っていって
操作しがちです。ですがパソコンの為には空気の取込口が塞がらないように気を付けてください。
また、熱い空気の出口である排気口を塞がないように注意も必要です。
折角空気を取り込んでも、熱い空気を排気しないと意味がありません。
ノートパソコンの排気口は側面にある事が多いので、そこにも注意が必要です。
限られたスペースで作業をすると、どうしても塞がりがちです。
余談ですが、こんな感じで温かい空気目当てで猫が塞ぐ事がありますが、心を鬼にしてどいていただきましょう。
特に夏の間は熱くなりがちです。より一層お気をつけください!